遊休地を活用するにはどうすれば良いですか?教えてください。

不動産お悩み相談室  |

土地を取得してから2年以上利用がないと、その土地は遊休地という扱いになります。遊休地の通知を受けると、土地の利用・処分計画の届け出をしなくてはいけません。所有しているせっかくの土地を無駄にすることなく新たな利益を生み出せる、遊休地活用の方法を紹介していきます。

1.賃貸住宅経営

gf1940560541x所有している遊休地にアパートやマンションなどの賃貸住宅を建て、一般の入居者に貸し出すことで収入を得るシステムです。節税効果の高さと比較的多くのエリアで経営できる便利さが最大のメリットなので、相続税や固定資産税の節税を目的にしているのであればまずはこちらの賃貸住宅経営を検討してみるといいでしょう。

2.ソーラー経営

xf3115181400xソーラー経営とは、土地や建物の屋根に設置したソーラーパネルで太陽光を電力へ変換し、その電力を決められた価格で既存の電力会社へ売電するという手法です。「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」が2012年に制定され、設置したソーラーパネルの発電規模によって10年間ないしは20年間、固定価格での売電が可能になりました。そのため、賃貸住宅経営などの遊休地活用と比べても、長期的かつ安定した収入が見込めます。

3.トランクルーム経営

gf1120126334w自分の土地にトランクルーム業者と共同でコンテナを用いた施設を建築したり、建物の一部を収納スペースにしたりして一般の利用者に貸し出すという方式の遊休地活用になります。所有している土地が住環境には適していないというケースは意外に多く、そういった土地で住宅を建てても賃料や入居率などの面で大きく不利になってしまいます。ただ、トランクルームであれば大きなデメリットになりませんし、むしろ日が当たらない方が保管環境としてはいいといったこともあります。住まいには向かないような遊休地を活用するなら、トランクルーム経営はおすすめです。

4.駐車場経営

gf1770343565x自分の土地を駐車できる大きさに合わせて区画割りし、区画ごとに利用者へ貸し出す方法です。駐車場経営には、大きく分けて月極駐車場とコインパーキングの2つの活用形態があるため、どちらかを選びましょう。土地の一部分だけでも道路に接しており、車の進入が可能であれば経営できるため、少しでも土地を有効活用したい方にはピッタリです。遊休地活用のために駐車場経営を行うなら、NTTル・パルクへ依頼することをおすすめします。契約形態に関わらず、万全の運営管理と迅速な対応でしっかりと駐車場経営をサポートしてくれます。

土地は所有しているだけでも毎年税金がかかってきます。その税金も決して安いものではないので、負の資産にしないためにも積極的に遊休地活用した方が得策でしょう。

« »
  • 不動産相談室 NEW!